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Googleが新しい検索アルゴリズムMUM(Multitask Unified Mode)を発表「追記あり」

Googleが新しい検索アルゴリズムMUM(Multitask Unified Mode)を発表「追記あり」
Google(グーグル)の年次開発者会議 Google I/O にて、新しい検索アルゴリズム「MUM(Multitask Unified Mode)」が発表されました。

MUMとは、通常であれば複数回の検索が必要になるであろう複雑な質問に対し、様々な角度からアンサーを返してくれる検索アルゴリズムです。

Googleは2018年にBERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)と呼ばれる検索アルゴリズムを開発しましたが、MUMはBERTをベースに設計。

現在のGoogle AIによって、より複雑な検索を管理できるアルゴリズムとなっています。

※BERTも大量のテキスト情報(11,0​​38冊のデジタル化された本と25億の単語)からアルゴリズムの開発がスタートしています。

Googleによると、MUMはBERTの1,000倍強力であり、75の言語で検索結果を返すことが可能になっているようです。

進化したアルゴリズム MUMの具体事例

mumのイメージ画像
Google I/OではMUMを解説するにあたって、

“I’ve hiked Mt. Admas and I now want to hike Mt. Fuji next fall, what should I do differently to prepare?”

「私はアダムス山に登ったことがあり、次の秋に富士山に登りたいと思っている。以前と違ってどんな準備をしたらいい?」

という検索をするデモからスタートしました。

これらの文章(質問)は、あなたが何気なく友達に尋ねることができる質問です。

ですが、現在のサーチエンジンでは、会話調であり微妙なニュアンスが含まれているため、適切に答えることができません。

そこで、MUMの登場です!MUMは、これまでのゲームを変えます。

MUMは会話調や微妙なニュアンスが含まれる言語理解能力を備えており、あなたが2つの山を比較しようとすることを理解するでしょう。

更に、「準備」には地形に対応するためのトレーニングや、秋という季節に適したギアの準備を含んでいることも理解します。

以上の検索意図を汲んで、例えば正しいギアの選び方に関する記事や動画、画像など適切な検索結果を返してくれるわけです。

MUMは画像を理解する

can I use these to hike Mt. Fuji?
更に、MUMが理解するのは文字情報だけではありません。

例えば、初めて山登りをする際に、経験のない状態で新しい登山靴を購入するよりも、まずは普段履いている靴の中で使えそうなものがないか確認したいですよね?

そんな時、既に持っている靴の写真を撮影し「この靴で登山はできる?」「この靴は富士山の登山で使える?」と聞くと、適切な答えが返ってきます。

既に持っている靴が登山に最適ではない場合は、登山にオススメの靴を提案してくれるかもしれません。

【2021/10/19 追記】GoogleレンズとMUMの連携

GoogleレンズとMUMの連携
2021年10月のSearch Onでは、新たにGoogleレンズとMUMの連携を発表しています。

Googleレンズは2017年にリリースされたスマートフォンアプリです。
アプリでテキストや目の前のモノを読み込むと、テキストをコピーできたり、目の前のものの名前などを検索してくれます。

GoogleレンズとMUMが連携することで、被写体に対して「これと同じ服」「これの修理方法」などの漠然とした検索が可能です。

例えば、あなたの自転車のチェーンが後輪部分で外れてしまったとします。

チェーンが外れた箇所をGoogleレンズで撮影し、「これの修理方法」と検索するだけで、Googleは解決策を提示してくれるわけです。

【2021/10/19 追記】MUMに実装される3つの新機能

MUMに実装される3つの新機能
同じく、Googleは2021年10月のSearch Onで、「関連トピックを検索結果で提供する新しい機能」をMUMに追加すると発表しました。
新たな3つの機能とは、以下の通りです。

  • Things to know(知っておくべきこと)の提示
  • Refine this search & Broaden this search(検索キーワードのズームイン&ズームアウト)

※Refine this search & Broaden this searchはそれぞれ1つとしてカウント。
それぞれ詳しくみていきましょう。

Things to know(知っておくべきこと)の提示

Things to knowの提示については、検索結果に多様性がある場合は、併せて知っておくべきこと、知っておいた方がいい情報を関連結果として反映してくれる機能です。

例えば、「アクリル絵の具」に関する情報は1つとは限りません。他にも、

  • アクリル絵画のはじめ方
  • 絵のスタイル
  • 必要な画材
  • 描き方のコツ
  • 家にある道具の活用法

などの情報が必要だとMUMが判断し、レコメンドを返してくれるようです。

Refine & Broaden this search(検索キーワードのズームイン&ズームアウト)

Refine & Broaden this searchとは、キーワードを絞り込んだり拡張したりする機能です。

例えば、前述の「アクリル絵の具」のキーワードを絞り込むと、「アクリル画のアイデアやテクニック」などがレコメンドとして出てきます。

一方、「アクリル絵の具」を拡張すると、絵画方法の一覧、有名な絵画などの提案が該当するでしょう。

このように、ユーザーは検索結果から多様な選択肢を得られるようになります。

まとめ

今回はGoogleの新しい検索アルゴリズムMUM(Multitask Unified Mode)について紹介しました。

MUMはまだ実験段階にあります。

現在、GoogleはMUMが解決できる可能性のあるクエリの種類を深く理解するために、内部の確認作業をおこなっている最中とのこと。

ですが、徐々に機能を拡張している段階です。

Googleの検索機能は、より専門知識を持ったリサーチアシスタントのようになるでしょう。

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