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【CPI広告】アドフラウドで失敗しないためにマーケターがすべきこと

【CPI広告】アドフラウドで失敗しないためにマーケターがすべきこと
アプリの新規ユーザー獲得において、CPI課金の広告ネットワークを利用したいがアドフラウドが心配な人も少なくないのではないでしょうか。

今回はアドフラウドにフォーカスし、CPIの広告ネットワークへ出稿する際に押さえておくべきポイントをご紹介します。

これらを理解し実践することで、アドフラウドによる失敗を防ぎ、プロモーションの成功確率がきっと上がるはずです。
アドフラウドに関してはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:アドフラウドとは?広告詐欺が引き起こすデメリットと対策

CPI広告におけるアドフラウドの種類とは

アドフラウド
まずはCPI広告でどのようなフラウドが主に発生するのか理解しましょう。

主なフラウドはインストールファームとフローディング

フラウドの種類は多数ありますが、まずは主な2つを理解しましょう。頻度やボリュームから見てもこの2つでも基本的には問題ないと思います。

  1. インストールファーム
    これはエミュレーターや人力によってインストールを発生させるフラウドです。インストールデータが以下特徴に当てはまる場合、インストールファームの可能性が高いです。

    • CTITが異常(極端に短かったり、偏りがある)
    • CVRが高い
    • 古いOSバージョンに偏りがある
    • 端末の設定言語が日本語以外
    • 海外製端末(国内の正規ルートでは購入できない)が多い
  2. フローディング
    これはクリックスパムともいわれるフラウドです。
    大量のクリックを機械的に発生させ、本来であればオーガニックで計上されるインストールを奪うものです。
    仕組みなど詳細は割愛しますが、以下のような特徴があります。

    • 大量のクリックが発生しCVRが異常に低い
    • リテンションや課金が発生する
      (本来であればオーガニックユーザーなので良質なユーザーにみえる)

アドフラウドのリスクが高い媒体とは

まず、国内の法人が運営している媒体であればアドフラウドのリスクはかなり低いです。

一方、国内の個人運営媒体や海外デベロッパーの媒体(日本人ユーザーも抱えている)はリスクが高くなる傾向があります。

ちなみに、主な国内ネットワークは、海外のネットワークとも連携しており、上記のような海外デベロッパーへ配信されるケースもあります。

メリット・デメリットがありますが、そういったところへの配信をNGとするか、実施する場合は、出来る限りリスクヘッジを行った上で配信を行うようにしましょう。

アドフラウド対策ツールの導入

アドフラウド対策ツール
ここ数年広告主自身がフラウド対策ツールを導入するケースが増えています。

各ネットワークでもフラウド対策が取られていますが、ネットワークによっては対策が不十分であったり、信頼できない場合もあるため、自衛のために自ら対策することも有効です。

最近ではツールを代理店やネットワークと共有し、フラウド判定されたものは請求対象外にするなどの活用がされています。

  1. 計測SDKのアドフラウドオプション
    adjustやAppsFlyerでもオプション機能で不正対策機能を提供しています。
  2. Spider-af
    国内の不正対策ツールとしては多くのネットワーク、広告主が導入しています。発生したクリック、インストールデータからAIが解析しフラウド判定を行ってくれます。

CPI広告ネットワークの選び方・付き合い方

アドフラウド対策を厳しく行っているか

出稿する広告ネットワークがアドフラウド対策をおこなっているか確認しましょう。

分かりやすい客観的なものとしては、「AppsFlyerパフォーマンスインデックス」と「シェアードブラックリスト」です。

前者はアドフラウドの指標ではありませんが、広告パフォーマンスが良いネットワークがピックアップされるもので、言い換えればアドフラウドが少ないネットワークとも判断できます。

後者の「シェアードブラックリスト」とは、アドフラウド対策ツールの「Spider-AF」が中心に行っているアドフラウド撲滅の取組です。

各広告ネットワークが参画しフラウド情報(IPアドレスなど)を共有し業界健全化を図っています。

精度の高いリストを共有しているのでアドフラウドが生じる可能性も低くなりますが、このような取組を行っているネットワークは信頼できる1つの要素になるかと思います。
sharedblacklist

媒体透明性

業界の慣習でもあるのですが、基本的に広告ネットワークは媒体情報を広告主に開示してません。

これがアドフラウドの温床になっていたり、広告主側で把握ができない要因にもなっています。

ただ、親切な広告ネットワークでは一部媒体情報を開示してくれますので、可能なところを利用するのがおすすめです。

たとえば、GMO SmaADでは、広告計測SDKのレポートに掲載面の媒体IDを表示する形で透明性を確保しています。

広告主側でも各媒体の数値が把握でき、フラウドの発見はもちろん広告配信の最適化にも繋がりますので、出稿するネットワークが対応しているか確認してみましょう。

請求対象外にしてくれるか

最後は最悪アドフラウドが発生しても請求対象外にできるかです。広告ネットワークも広告主がどれだけ対策しても発生する可能性がゼロになることはありません。

仮に発生しても無駄な支払いが発生しないように請求対象外にしてくれるネットワークを選びましょう。その際に大事な点は2つです。

  1. 予めアドフラウドで請求対象外とする条件をネットワーク側と合意しておくこと。
  2. アドフラウドと認識した場合、早めにネットワークに伝えることです。

可能であれば、対象広告費用の請求書がネットワーク側から発行される前が望ましいです。

ネットワークとしても各媒体への支払いがあるため、時間が経過してから指摘をされても対応が難しくなるためです。

アドフラウドのウォッチをする

アドフラウドのウォッチをする
実際に広告配信が開始されてから定期的にアドフラウドが発生していないかウォッチするようにしましょう。

広告ネットワーク側でも監視し対応を行いますが、広告主側でもウォッチし必要に応じて指摘するのが望ましいです。

主にウォッチすべきポイントを説明します。これらの指標は前述したように広告計測SDKのレポートやローデータ、Spider-afなどから参照できる情報です。

ウォッチポイント(基本編)

ウォッチする軸としては、エンドの掲載面ごとに以下指標で異常がないか確認します。これらは広告計測SDKのレポートで確認できる指標です。

  1. CVR
    CVRが異常に高い場合(60%以上)の場合はインストールファームの可能性があります。

    逆にCVRが異常に低い場合(0.01%以下)でクリック数が1日で大量に発生している場合、フローディングの可能性があります。

  2. 翌日起動率
    インストールファームの場合、報酬が発生するインストールを完了した後利用しない傾向があります。

    そのため、翌日以降の起動率が他媒体と比較して異常に低かったり、特定の日から急激に落ちたりする傾向があります。

  3. 浅いアプリ内イベントの到達率
    浅いアプリ内イベントの到達率をウォッチするのもおすすめです。

    たとえば、インストール後に多くの人が到達する「チュートリアル突破」や「会員登録」などの浅いアプリ内イベントを設定し、インストール数に対してどれだけ到達しているかを確認します。

    先ほどの翌日起動率とも似ていますが、インストールファームによる不正の場合、インストールするのみでアプリの利用を止める傾向があるため、他媒体より異常に低いことがあります。

ウォッチポイント(応用編)

以下指標は通常の広告計測SDKのレポートでは見れず、ローデータから確認するかアドフラウドのツールを利用する必要があります。

工数もかかりますので、まずは基本ポイントの結果から補足で確認したり、ウォッチする頻度を抑えてもよいかもしれません。

  1. CTIT(クリックからインストールまでの時間)
    インストールファームの場合、CTITが短かったり、極端に同じ時間帯に集中しているケースがあります。一方、フローディングの場合はCTITが極端に長い傾向があります。
  2. OSバージョン
    インストールファームの場合、古いOSバージョンに偏りが発生する傾向があります。

    特にiOSでは顕著に表れます。たとえば、市場のOSバージョンのシェアが5%以下のバージョンにも関わらず、特定の媒体からのインストール数の8割を占めるケースがあります。

    市場シェアとも大きく乖離しており、アドフラウドの可能性が非常に高いと判断できます。

  3. 言語
    日本ユーザーを対象にプロモーションしているアプリであるにも関わらず、インストールしたユーザーの言語が英語や中国語になっているケースがあります。

    もちろんユーザーの設定で変更できるので、一部にそういうユーザーも存在しますが、割合が大きい場合はフラウドの可能性が高いと判断できます。

  4. 端末
    Androidの場合はインストールが発生した端末を確認することも1つの方法です。

    インストールファームの場合、海外端末からのインストールが多いパターンがあります。

    ここでいう海外端末というのは、通信キャリアをはじめ家電量販店やメーカー公式サイトでも日本向けに販売されていない端末です。

    グローバルなECサイトで輸入品を購入すれば利用できますが、通常のユーザーは入手することは難しい端末です。それらの端末の割合が多い場合はアドフラウドの可能性が高くなります。

ウォッチの注意

上記上げた以外にもフラウドの特徴が表れる指標がいくつもあります。

たとえばwifi利用率、ブラウザのバージョンなども挙げられますが、全部を見ることは難しいので、まずは上記ポイントを押さえておきましょう。

一方、アドフラウドの手法はますます巧妙になっているため、上記指標を見ても異常値は見つからないケースもありますのでその点注意が必要です。

さいごに

今回は「アドフラウド×CPI広告」を軸に広告ネットワークの選び方や付き合い方、広告主としても理解しておきたいポイントを紹介しました。

CPI広告はアドフラウドのリスクはあるものの、しっかりネットワークの選定と運用を行えば費用対効果の高いプロモーションが可能です。実際に対策を行い、CPI広告に予算を多く割いている広告主も多数存在します。

CPI広告を検討する際には、ぜひ今回の内容をご活用いただき、プロモーションの一助になれば幸いです。

GMO SmaADのご紹介

GMO SmaAD」 では、CPI広告ネットワークとして、業界でもトップクラスのアドフラウド対策を行い、セーフティーなアプリのプロモーションを支援しております。

シェアードブラックリストにも加盟しており、今回ご紹介したフラウドポイントをはじめ様々な指標を分析し対策を行っています。

CPI広告に興味がある方、他社様で実施しているが効果が悪かったり、アドフラウドの懸念がある方はお気軽にご相談ください。

アプリ向け成果報酬型広告ネットワーク「GMO SmaAD

   

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